架空の下請け工事費を計上する手口で計約1億4千万円を脱税したとして、大阪国税局が法人税法違反と消費税法違反の疑いで、大阪府摂津市のリフォーム会社「ジョイハート」と中村新一前社長(51)=同府茨木市、河合寿章元税理士(74)=同府吹田市=を大阪地検に告発したことが2日、関係者への取材で分かった。
ジョイハートの担当者は取材に「税理士を信用していた。適正な申告と納税に努める」とした。
関係者によると、脱税で得た資金の一部は河合元税理士の顧問報酬として支払われていた。
2人は共謀し、21年9月期までの3年間、計約3億8千万円の所得を隠し、法人税の支払いを免れるなどした疑いがある。
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