今が見頃のアジサイ。部屋に飾っていてしおれてしまっても、捨てるのは待ってください。簡単に復活させる方法があります。
■アジサイを簡単に復活させる方法
今の時期、見頃の花と言えば“アジサイ”。部屋に飾る人も多いのでは?そんなアジサイですが…。 街の人(80代)「アジサイは苦手なんですね。すぐしおれちゃうような感じがして」 街の人(70代)
「(Q.しぼんだら?)しょうがないので、そのままにしておいて、枯れてしまったら切る」
実は、元気がなくなったアジサイを復活させる方法があるのです。
元気がなくなったアジサイ。その復活方法を試すと、シワシワだった花が大きく開きました。 街の人(80代)「手品!?」 街の人(70代)
「びっくりです」 街の人(70代)
「よみがえるんですね」 この方法を教えてくれたのは、花の定期便などを手掛け、花に詳しい、FLOWER株式会社取締役兼フローリストの小室美佳さんです。 小室さん
「しおれたアジサイを簡単に元気にする方法がある」
元気のなくなったアジサイを簡単に復活させる方法。一体、何をするのでしょうか?詳しく教えてもらいました。
次のページは
■なぜ…丸ごと水につけると復活する?■なぜ…丸ごと水につけると復活する?
小室さん「花をまるごと水につける」
まるごと水につける!?どういうこと?
小室さん「水の中にまるごと花をじゃぼんと入れる。水浴びをさせるような形で入れるのが、アジサイの復活方法としてはとてもよいやり方」 その方法を早送りで撮影したものです。元気のないアジサイをまるごと水に浸すと、ふわっと花が開き見事に復活しました。 街の人(80代)
「えー、うそ。これしたことなかったです。今度やらなくちゃね」
なぜ、丸ごと水につけると復活するのでしょうか?
小室さん「通常の花だと、花びらを水につけると傷ついてしまうが、アジサイに関しては花びらが小さく、花びらっぽいところが実はガク。葉っぱの進化系みたいな部分」 実はアジサイの花びらは、花の中心のとても小さい部分です。花びらのように見える部分は、葉っぱが変化したガクなのです。
ガクは葉っぱと同じように、直接水を吸収します。そのため、水につけることで茎からよりも多くの水を吸収でき、復活するのです。
それでは、どれくらいの時間、水につけたらいいのでしょうか?
小室さん「6時間から8時間。夜の寝る前に水につけて、朝起きたら出すといい」 街の人(70代)
「そうなんだ。今度やってみます」 街の人(90代)
「花を逆さまにするってことは考えたことなかった。いいこと教わった」 このアジサイ復活法、注意点もあります。水につけすぎると、雑菌が発生して、逆に弱ってしまうので、長くても1日程度がおすすめだそうです。 この記事の写真を見る
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。