北海道の苫小牧港で7月2日未明、港に入ろうとした大型フェリーが座礁し、脱出に向けた作業が行われています。


 波消しブロックに突っ込んでいるフェリー。

 先端付近には、衝突の影響か大きくへこんでいます。


 7月2日午前1時20分ごろ、苫小牧港で八戸発苫小牧行のフェリーシルバーブリーズから「港に入る際港の出入り口付近で乗り上げた」と海上保安庁に通報がありました。

 フェリーから油の流出などは確認されておらず乗員乗客140人にケガはありませんが、座礁から10時間以上経った現在も下船できていません。


 フェリーは、波消しブロックに乗り上げた状態でタグボートででフェリーを引っ張り出す作業が進められています。

 この影響で苫小牧ー八戸間のシルバーブリーズは、少なくとも7月3日までの運休を決めています。

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