国土交通省は19日、羽田発米子行き全日空389便ボーイング737(乗客132人、乗員6人)が7日に着陸しようとした際、地面への接近を知らせる警報が作動したため上昇して着陸のやり直し(ゴーアラウンド)をしたとして、航空重大インシデントに認定した。けが人や機体の損傷はなかった。運輸安全委員会は航空事故調査官3人を指名した。

 国交省によると、389便は全日空グループのANAウイングスが運航。7日午後8時20分ごろに羽田空港を離陸。ゴーアラウンド後の同9時35分ごろに米子空港に着陸した。

 ANAウイングスは「乗客に深くおわびする。調査に全面協力する」とのコメントを発表した。

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