愛知・豊田市で、運転中の車の目の前に、突然、飛び出してきた自転車が目撃されました。
あわや大事故ともなりかねない、危険な飛び出しの映像が撮られたのは、6月29日午後5時ごろ。
ドライバーが友人と旅行に行った帰りに、県道を走っている時のことでした。
前方を自転車で走っていた小学校高学年くらいの男の子が、自転車ごと車道に飛び出してきたのです。
あわや衝突の状況に、ドライバーはとっさにハンドルを右に切ります。
自転車をよけたドライバーは「ブレーキだけでは間に合わなかったところがあったと思うので、もし仮にそのまま自分が直進して接触していた場合は、どうなっていたかと考えると、だいぶ怖いなと感じますね」と話しました。
自転車との衝突を避けることはできたものの、車は対向車線にはみ出してしまいました。
しかし、自転車をよけたドライバーは「対向車が車間をしっかり取って速度も守っていたという形で、今回は避けられたと思っている」と話し、対向車の冷静な判断もあり、事故にならずに済みました。
一体なぜ自転車は飛び出してきたのか、映像をよく見てみると、自転車に乗った男の子がカーブミラーの支柱のところで、よろめくようにハンドルを切り、車道に飛び出してきました。
柱をよけようとして、バランスを崩してしまったのでしょうか。
自転車をよけたドライバーは「故意ではないかなと。向こうに駆け寄った際には、すぐ『すみません』と謝罪を受けた。(自転車と)接触してなくて、向こうの安全が確認できて安心した」と話しました。
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