イギリス留学時代に自分の部屋から顔を出された天皇陛下。あれから、およそ40年。当時と同じ部屋を今回は雅子さまと訪れ、お二人の笑顔が弾けました。
■陛下が雅子さまと訪れた“特別な場所”
安堵の表情が浮かぶ両陛下。それは、旅の締めくくり、オックスフォードでも同じでした。 天皇陛下
「こちらで勉強?」 学生
「先月から留学はじめました」 天皇陛下
「そうですか。良い留学生活を」 雅子さま
「私もここで学んだんです」 学長
「あなたも学生でした?」 雅子さま
「ええ、素晴らしい思い出が残っています」 出発前、陛下は… 天皇陛下
「今回の訪問で、初めて雅子と一緒に、オックスフォードのマートンコレッジやベイリオルコレッジなどを訪れ、市内を散策することを心待ちにしております」 次のページは ■陛下の胸元に“思い出のネクタイ”
■陛下の胸元に“思い出のネクタイ”
お二人は、同じオックスフォード大学への留学経験がありながら、その時期は5年ほどのズレがあります。
学生寮の自室での雅子さま今回は、その場所を…
天皇陛下「今回、雅子ともに」
お二人で訪れる、それを楽しみにされていたご様子でした。
オックスフォード大学に到着した、陛下の胸元にご注目ください。このネクタイ…
「みなさんいいものを購入されますけど、それを長くお使いになる。皇室の方々においては普通なので、おそらく陛下は思い出のネクタイをお持ちで、それを絞めてオックスフォードを歩こうと決められたんでしょうね」 次のページは ■雅子さまに「名誉法学博士号」授与…おそろいのガウンで
■雅子さまに「名誉法学博士号」授与…おそろいのガウンで
学内を、赤いガウンをまとって歩かれるお二人。大学側から雅子さまに、名誉法学博士号が贈られました。
天皇陛下も、1991年、同じ博士号を授与されていて、これは、その時の様子です。 授与された陛下の様子(1991年)こんな場面もありました。この窓…
陛下が、留学中に過ごされた部屋の窓です。 カメラマン(1985年当時)「椅子を持ってきて、椅子の上に立っていただけますか」 この部屋、いまも寮として使用中ですが、今回、特別に入ることができたといいます。すると、そこに雅子さまも… 皇室解説者 山下晋司さん
「陛下がいらっしゃった学生寮の窓からお二人が顔を出されている映像(写真)は特に良かったと思っています。お顔を出された時の皇后さまが楽しそうな感じで」 (ロンドン支局・醍醐穣支局長)
「いま両陛下が、陛下が学ばれたマートンコレッジの訪問を終え、校舎から出てきました。沿道に詰めかけた人、声援に笑顔で応えられています。お気をつけてと言う声がかけられています」 皇室解説者 山下晋司さん
「陛下は皇后陛下とともに訪ねたいという気持ちが強かったでしょうから、ずっと思い描いていたことが実現できたと」
旅を終えられ、陛下は…
天皇陛下のご感想「今回、オックスフォードを初めて二人で訪れることができたことをうれしく思っています」 こう述べられています。
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