広島地方気象台は1日午前5時21分、広島県に大雨に関する気象情報を発表し注意を呼び掛けています。
広島県では、2日昼前にかけて土砂災害に、1日昼前にかけて浸水害に厳重に警戒してください。また、1日昼前にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。
【気象概況】
梅雨前線が華中から対馬海峡を通り北日本にのびており、前線上の低気圧が日本海北部を東北東に進んでいます。1日は低気圧が北日本を通過し、前線は本州付近に南下して、その後2日にかけて西日本から東日本にかけて停滞する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、広島県では大気の状態が不安定となっているため、局地的に雷雲が発達する見込みです。
【雨の実況】
降り始め(6月29日20時)から7月1日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
廿日市津田 145.5ミリ
北広島町都志見 104.5ミリ
安芸太田町加計 95.5ミリ
【雨の予想】
1日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。その後も雨が続き、2日にかけて激しい雨の降るおそれがあります。
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 50ミリ
北部 50ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30ミリ
北部 30ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 150ミリ
北部 150ミリ
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 80ミリ
北部 80ミリ
【防災事項】
土砂災害、浸水害に厳重に警戒してください。
河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷、突風に注意してください。
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