能登半島地震から1日で半年です。災害関連死を含めた犠牲者は290人を超え、現在も2200人以上が避難生活を送っています。
石川県によりますと、先月27日の時点で能登半島地震による犠牲者は299人に上ります。
このうち70人が避難生活による体への負担などが原因の災害関連死です。
今も2288人が避難所に身を寄せていて、このうち1318人が地元を離れ、宿泊施設などで避難生活を続けています。
輪島市の大屋公民館では、現在も27人が避難生活を送り、仮設住宅の入居を待っています。
大屋公民館 久堂寛久館長
「大屋地区は仮設住宅のできる場所がなくて、建設が遅れてきている。家に帰れたり仮設住宅に入れる人がいないですから、その方々がいる間は(避難所を)開いていないといけないだろうな」
仮設住宅は、地域のコミュニティー維持のため、住んでいた地区の近くに建設されますが、こちらの地区では、建設する用地が不足していて着工や入居のめどは立っていません。
輪島市では、住んでいた地区から離れた場所での用地の取得も視野に、8月末までに希望者全員の仮設住宅への入居を完了したいとしています。
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