愛知県飛島村で今年4月、小学3年生の女の子を大型トラックではねて死亡させた罪に問われている60歳の無職の男に対し、検察は6月27日、裁判で禁錮2年6か月を求刑しました。

 富山県の無職・榊泰雄被告(60)は今年4月、愛知県飛島村で歩道を歩いていた、小学3年の竹内陽妃さん(当時8)を大型トラックではねて死亡させた罪に問われています。

 27日の初公判で起訴内容を認め、被告人質問で「一時停止をせず左右の確認を疎かにした」と事故の状況を説明しました。

 検察側は「歩行者はいないと安易に考え、はねるまで気づかなかった事故対応は危険で悪質」と指摘し、禁錮2年6か月を求刑しました。

 弁護側は「事の重大さに向き合い反省している」として執行猶予付きの判決を求め、裁判は即日結審しました。判決は7月18日に言い渡されます。

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