繁殖能力がないと判断した犬をビニール袋で密封したかごに閉じ込めて殺した疑いで、元ブリーダーが逮捕された。
この記事の画像(6枚)元ブリーダーの渡部幸雄容疑者(81)は5月、埼玉県毛呂山町の自宅の敷地内で、ポメラニアンとみられる犬など3匹をビニール袋などで密封したカゴの中に閉じ込め、窒息させて殺した疑いが持たれている。
2023年8月「繁殖能力が無いと判断した犬にエサを与えず衰弱死させたり、カゴに犬を入れたままビニール袋で密封して殺している」と情報提供があり、事態が発覚した。
5月に家宅捜索が行われた際、渡部幸雄容疑者は…
捜査員:
世間とずれちゃってる気がしますね、感覚が。保健所の人とかにどうやって処分しているかって聞かれて、このやり方(ビニール袋で窒息死させる)は言わないでしょ?
渡部容疑者:
あんまり聞く必要もないから、向こう(保健所)も…
捜査員:
聞かれたことは?
渡部容疑者:
ないないない…
渡部容疑者は、繁殖犬中心に約180匹飼っていたというが、逮捕前の任意の調べに対し「繁殖に使えなくなった犬を生かしておくと経費がかかる。行き場の無くなった犬の責任をとるつもりで殺した。」などと話していたという。
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