子どもの送迎用やスポーツタイプなど、様々な種類が人気の電動アシスト自転車をめぐり、NITE(ナイト)・「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」は27日、非純正品バッテリーによる発火事故が起きているとして注意喚起した。

電動アシスト自転車のバッテリーを巡っては、2023年5月に新宿で、8月には六本木でバッテリーが発火する事故が起きている。NITEによると、いずれも自転車メーカー指定の純正品ではなく、非純正バッテリーだったという。

NITEが公開した実験映像では、充電中の非純正バッテリーから突然火が出て、さらに充電が続くと大爆発し、最後にはバッテリー本体が溶け落ちる様子が記録されていた。

非純正バッテリーは純正バッテリーに比べて安価で入手しやすいが、中には安全対策や品質管理が不十分で、事故のリスクが高いものがあるとNITEは指摘。また事故発生後に事業者と連絡が取れないケースもあるという。

NITEは、「非純正バッテリーは純正品に比べて“低価格”のものも多いですが、これらの中には“高リスク”のものが潜んでいることを認識しましょう」と注意を呼びかけている。

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