おととし6月29日、別府市の県道の交差点で大学生2人が車にはねられ、このうち、当時19歳の大学生が死亡したひき逃げ事件では、八田與一容疑者(27)が、全国の警察を挙げて捜査する「重要指名手配」にひき逃げの容疑者としては初めて指定されました。
これまでの調べによりますと、現場付近では、事件当日の夜、車を乗り捨てた容疑者が黒の半袖半ズボン姿で逃走する様子が複数の防犯カメラに捉えられています。
また、現場からおよそ2キロ離れたヨットハーバーでは脱ぎ捨てたとみられるTシャツが見つかっていましたがその後の調べで、ヨットハーバーから100メートルほど離れた海沿いの防犯カメラに、容疑者とみられる人物の姿が写っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
黒っぽい半ズボンをはき、上半身は裸とみられ、逃走経路や時間帯などから容疑者の可能性が高いということです。
事件の発生からあさってで2年となりますが、その後の足取りはわかっておらず警察は行方を捜査するとともに情報提供を呼びかけています。
情報の連絡先は別府警察署で電話番号は0977-21-2131です。
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