松本サリン事件発生からあす6月27日で30年。事件を知らない世代が増えています。そうした中、松本警察署では事件を風化させず、今後の職務に生かしていこうと、若手署員を対象に講義を行いました。

松本警察署・萱間亮警備課長:
「社会を震撼させる凄惨かつ残忍極まりない、この事件を忘れてはなりません」

講義は事件の発生から30年がたち、当時のことを知らない署員が増える中、風化させず、今後の職務に生かしていこうと開いたもので、若手を中心に150人が参加しました。

冒頭以外は非公開でしたが、オウム真理教による一連の事件の概要や、後継団体の現状の説明のほか、鑑識課員として現場にかけつけた県警OBによる講話も行われたということです。

松本警察署・平林克彦副署長:
「管内の治安維持を担う警察官が、過去の事件を認識して、今後の警察活動の業務推進にあたってもらいたい」

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