北海道恵庭市でアパートが焼けて男女2人が死亡した火事で、身元が分からなかった女性は男性と同居していた62歳の女性だったことが分かりました。

 この火事は5月27日午前9時半ごろ、恵庭市黄金北3丁目の2階建てのアパートの2階の部屋から出火したものです。

 消防車など7台が出動し、火は約5時間半後に消し止められましたが、2階の部屋の内部などを焼き、火元とみられる部屋から男女2人が搬送されましたが死亡。

 死因は共に一酸化中毒でした。

 火事から3日後には死亡した男性は84歳のアパート住人と判明。


 一方で女性の身元は分からないまま捜査が続いていましたが火事から約1か月経過した6月26日、DNA型鑑定などから男性とアパートで同居していた62歳の女性と分かりました。

 2人に争ったような形跡や目立った外傷はなく、軽いやけどの痕が見つかっています。

 アパート内の「漏電」により出火した可能性があるとみられ、警察が引き続き出火当時の状況などを調べています。

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