25日午前9時前、青森市の八甲田山系の酸ヶ湯温泉の近くの山林で、タケノコ採りをしていた80代の女性がクマに襲われて死亡しました。
これを受けて警察は周辺に規制線を設けて、山菜採りをしようとする人に山に入らないよう呼びかけるとともに、パトカーを巡回させて警戒を強めています。
26日朝は、午前5時から警察官2人が乗り込んで赤色灯をつけながらパトロールし、道路脇に止まっている車を見つけると、マイクを使って「クマの目撃が相次ぎ、人が襲われる事故が起きています。入山している人は、いますぐ下山して車に戻り、身の安全を確保してください」と呼びかけ、時折、サイレンも鳴らしていました。
また、酸ヶ湯温泉近くの駐車場では、警察官が、駐車していた車のドライバーに直接、クマへの注意を呼びかけていました。
東京から訪れた60代の男性は「きのうの被害を聞いてびっくりしました。むやみに外に出たり、森の中に入ったりしないほうがいいと思います」と話していました。
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