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 24日は14地点で猛暑日となり、関東では155人が熱中症の疑いで搬送されるなど、梅雨とは思えない暑さとなりました。栃木県佐野市では、体温超えの36.8℃を観測。25日も猛暑への警戒が必要です。

■都心33.4℃ 皇居ランナー「内臓ダメージ」

 厳しい暑さとなった24日。関東を中心に猛暑日を記録する地域が続出しました。

 栃木県佐野市では、今年の全国最高気温を更新。24日、全国的に気温が上がり、226地点で真夏日となりました。35℃以上の猛暑日は14地点に上ります。

 今年一番の暑さは都内でも…。午後1時すぎの渋谷駅前では、手元の温度計が36℃を超えています。日なかに少し立っているだけで、のどが渇いてしまいます。

 21日に梅雨入りしたばかりなのに、まるで真夏のような暑さ。街の人に話を聞きました。

20代
「(Q.きょうの暑さはどうですか?)暑すぎますね。梅雨入りしたかと思ったらこれか」 北海道から来た人
「暑すぎて、北海道から来たが、もう帰りたい。立っているだけで汗がどんどん出てくる」  手元の温度計で33℃を示していた皇居前。炎天下で、さすがに皇居ランナーもいないかと思われましたが、遠くから走ってきている人の姿が見えます。追い掛けて話を聞いてみました。 皇居ランナー(39)
「この暑さなので2周が限界です。深部体温が上がりすぎているので、ここからはいくら水分を取っても、体がもう冷えないので」
「(Q.顔が赤いですね)これで終わらないと、内臓にもダメージ残っちゃうので、これ以上走ると」  普段は皇居周辺を20キロ近く走っているという男性。あまりの暑さに、24日は10キロでランニングを終えました。 皇居ランナー
「慣れないうちにいきなり動こうとすると、それだけで体調崩してしまうので。やっぱり、運動するなら朝夕ですね」
「(Q.普段慣れている人でも?)きついです」

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■車エアコン故障で“熱中症”

■車エアコン故障で“熱中症”

 6月とは思えない暑さに、熱中症の疑いで搬送される人も続出しました。埼玉県熊谷市にある病院に搬送されたのは40代の女性です。

 車のエアコンが故障した状態で20分ほど運転を続けたところ、頭が痛くなってきたといいます。

24日、関東では合わせて155人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

夜になっても暑さはおさまらず、午前0時、気温は依然として25℃を示していました。

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■暑さ対策“夜間熱中症”に注意

■暑さ対策“夜間熱中症”に注意

 夜間の暑さに備え、寝る前から対策をしていたのは都内に住む赤羽さん夫婦です。

 去年7月に取材した時は、エアコンの風が苦手なため就寝中はほとんど使わないと話していましたが…。

赤羽忠明さん(80代)
「今年は僕の部屋に、熱中症になっちゃいけないから、部屋には小さいの(エアコン)付けたんだよ」

 夫・忠明さんの寝室には、今月設置したばかりだという新品のエアコンがありました。

忠明さん
「結構、寄ってみるといい風来るよ」
「(Q.寝心地は変わる?)全然違う」
「(Q.なぜ今年になって買おうと思った?)今年は暑いと聞いていたから、早めに買っておいた」  去年までは扇風機で暑さをしのいでいましたが、今年は早めに対策を打つことにしたといいます。 忠明さん
「水分を取ってエアコンをかけていれば、家にいる分には大丈夫」  早くもエアコンが必要なこの暑さ。梅雨はどこへいってしまったのでしょうか?

 今後の東京の10日間予報を見てみると、雨マークはほとんどなく気温が高い状態が続きます。専門家も、日中だけではなく、夜間の熱中症にも警戒が必要だと訴えます。

池袋大谷クリニック 大谷義夫院長
「夜間、寝ている間、6時間、7時間、水分補給がなければ、その間に脱水に傾いてしまいますから、布団に入る前にコップ1杯、起きた時もコップ1杯、枕元にも水を置いておいて、目が覚めたら適宜飲んでいただくということも重要」

(「グッド!モーニング」2024年6月25日放送分より)

テレ朝天気 この記事の写真を見る
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