2025年大阪・関西万博の会場で3月に起きた爆発事故を巡り、日本国際博覧会協会(万博協会)は24日、会期中の安全対策を発表した。パビリオンが並ぶエリアでは屋外イベントでの火気使用を制限する方向で検討。原因となったメタンガスを検知した場所では毎日濃度を測定・公表するほか、換気設備を新たに導入する。
爆発の起きたエリア付近のトイレにはファンを取り付けて換気を促し、検知機も設置。マンホールのふたに通気孔を開け、地下でのガス滞留も防ぐ。
万博協会の担当者は記者団に「メタンガスが直ちに危険というわけではないが、来場者の安全を守るのはわれわれの義務だ」と強調した。
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