東京都新宿区歌舞伎町のホストクラブの女性客(当時19歳)から売掛金を回収する目的で、ソープランドで働かせたとして、警視庁はいずれもこの店の「鳳信(おおとりしん)」こと小保方信太朗容疑者(25)=住居不定=と、兄の「渋谷凰(しぶやこう)」こと小保方行志朗容疑者(28)=東京都世田谷区梅丘1丁目=ら男3人を職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で逮捕し、24日に発表した。
保安課によると、3人は共謀して2023年1月ごろ、女性を売春させる目的で埼玉県川口市のソープランドを紹介した疑いがある。行志朗容疑者ら2人は容疑を認め、信太朗容疑者は「弁護士が来るまで話さない」と述べているという。
女性は店で信太朗容疑者を指名していた。女性は約1年間でのべ約270万円の売掛金があったという。
女性は川口の店舗以外でも働いており、同課はこの女性に売春させる契約をしたなどとして、大分県別府市のソープランド「スーパーマックスstageⅡ」の経営者や従業員ら計6人を売春防止法違反などの疑いで逮捕した。
信太朗容疑者は今年2月、今回と同じ女性から乱暴に売掛金を取り立てたとして、警視庁に都ぼったくり条例違反容疑で逮捕され、その後不起訴(起訴猶予)となった。(御船紗子)
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