トラック運転手の男性が突然死したのは長時間労働などが原因だとして遺族が会社に対して損害賠償を求めた裁判が和解しました。
大阪府交野市の運送会社に勤務していた当時52歳の男性は5年前、トラックを運転中に心筋梗塞を起こして亡くなりました。
男性は亡くなる直前6カ月間の時間外労働が1カ月平均159時間を超えていて、勤務と勤務の間が8時間に満たないことが多く、労災認定されています。
遺族は去年、会社におよそ5400万円の損害賠償を求める裁判を起こし、4月11日付で、会社側が遺族に謝罪し、解決金を支払うことで和解したことが分かりました。
代理人弁護士は、「運送業界は過重労働が多く、労働時間の管理を徹底してほしい」と話しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。