日本医師会は22日、東京 文京区で代議員会を開き、任期満了に伴う会長選挙を行いました。
会長選挙には、現職の松本吉郎氏と元副会長の松原謙二氏の2人が立候補し、都道府県医師会の代表ら378人の代議員による投票が行われました。
その結果、松本氏が334票、松原氏が38票、白票が2票、無効票が4票で、松本氏の再選が決まりました。
松本氏は山口県出身の69歳。さいたま市で皮膚科や形成外科の診療所を運営する医療法人の理事長で、常任理事を3期務めたあと、前回 2年前の選挙で会長に選出されました。
そして今年度の診療報酬改定では、医療従事者の賃上げなどに取り組みました。
松本氏は「医師の働き方改革や災害対応、感染症対策などの課題に力を注いできたので、強力に進めていきたい。医療従事者の賃上げは重要で、2年後の診療報酬改定では、さらなる働きかけを行っていく」と述べました。
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