自見英子万博相は21日の記者会見で、2025年に開かれる大阪・関西万博に出展を予定していた南米アルゼンチンと南太平洋の島国ニウエが辞退したことを明らかにした。出展辞退は、メキシコ、エストニア、ロシアに続き計5カ国となった。

 アルゼンチンは自前でパビリオンを設計・建設する「タイプA」と呼ばれる形式の出展を予定していた。同国は急激な物価上昇など経済状況が悪化しており、政府によると財政上の理由という。

 一方、自見氏は、カリブのバルバドスとアフリカのシエラレオネが新たに参加表明したことも明らかにした。(谷瞳児)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。