第11管区海上保安本部によりますと、20日午後5時ごろ、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船2隻が尖閣諸島の大正島と久場島の沖合で、日本の漁船2隻の動きにあわせるように相次いで日本の領海に侵入しました。

午後5時半の時点で、中国海警局の船2隻のうち
▽1隻は大正島の南東およそ19キロを航行している漁船の周辺の海域を航行していて
▽もう1隻は久場島の南東およそ22キロを航行している漁船の周辺の海域を航行しています。

海上保安本部が周囲に巡視船を配備して安全を確保するとともに、直ちに領海から出るよう警告を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、ことしに入って20件目です。

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