自賠責保険に加入せず、酒気を帯びた状態で電動キックボード型の原動機付き自転車に乗り、交通事故を起こしたとして、岩手県警北上署は北上市の無職男性(47)を道路交通法違反(酒気帯び運転)と自動車損害賠償保障法違反の疑いで花巻区検に書類送検し、20日発表した。

 県内で立ち乗り式の原動機付き自転車に関する検挙は初めて。

 同署によると男性は昨年10月17日午後2時半ごろ、同市口内町の国道107号で、酒気を帯びた状態にもかかわらず、自賠責保険に加入していない電動キックボード型の自転車を運転した疑いがある。

 男性は風にあおられてバランスを崩し、縁石に衝突。現場に駆けつけた警察官が酒の臭いに気づき、飲酒検知を行うなどして捜査を進めていた。(小幡淳一)

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