秋本真利被告

 洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、東京地裁は20日、受託収賄と詐欺の罪で起訴され勾留が続いていた衆院議員秋本真利被告(48)=自民党離党=の保釈を許可する決定をした。保釈保証金は2千万円。検察側は同日、決定を不服として準抗告した。

 秋本被告は昨年9月に逮捕、起訴された。起訴内容によると、日本風力開発前社長の塚脇正幸被告(64)から国会質問などを請託(依頼)され、計約7286万円の賄賂を受け取ったとされる。また新型コロナウイルス対策の持続化給付金200万円をだまし取ったとしている。

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