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■猛烈な暑さで37℃予想も 今年全国一番か

大雨をもたらした前線が南に下がり、北海道から九州にかけて19日水曜は日差しがたっぷり届く見込みです。その分、気温も大幅に上がります。西日本では35℃以上の猛暑日となり、場所によっては体温を超えるような猛烈な暑さとなる見込みです。大分の日田では37℃、今年全国一番の気温の高さが予想されています。比較的カラッとした暑さではあるものの熱中症には警戒が必要です。

【19日水曜の予想最高気温】
日田(大分)37℃ 飯塚(福岡)35℃ 庄原(広島)35℃
京都    34℃ 名古屋   34℃ 東京    31℃

■6月の紫外線は真夏並み

油断禁物なのが紫外線です。まもなく夏至をむかえるこの時期は、晴れれば真夏並みの紫外線の強さとなります。例年なら梅雨に入っているところが多く、雲がかかりやすい傾向ですが、今年は梅雨入りが遅れているため、きょう19日水曜も紫外線を遮る雲がほとんどかからず日差しの強さが感じられそうです。暑さ対策とともに紫外線対策も万全にしてください。

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猛烈な暑さから週末は大雨に

■遅れていた梅雨入りへ 今年はメリハリ型か

21日金曜以降は梅雨前線が北上し、週末には梅雨入りが遅れていた近畿〜関東甲信でも梅雨入りの発表がありそうです。関東甲信地方ではこれまで最も遅い梅雨入りが6月22日(1967年と2007年)なので、それと並び過去最遅の梅雨入りになる可能性があります。ただ、梅雨入りが遅くても梅雨時期の雨量には例年以上に注意が必要です。気象庁の1カ月予報によると7月前半にかけて気温は平年より高く、降水量は平年より多いところが目立ちます。今年の梅雨はシトシト降り続く雨というよりも晴れて暑い日もあれば、降るときは一気に大雨になるメリハリ型になるかもしれません。

■週末にかけて九州で警報級の大雨の恐れ

この週末にかけてもその傾向で、暑さから一転大雨の恐れが出てきています。特に前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む九州の西側の地域で警戒が必要です。暖かく湿った空気のレベルは梅雨本番や梅雨の終盤のころと同じぐらいの強さで本州でも雨量がまとまる恐れがあります。記録的な大雨になったばかりの静岡などでは新たな災害の発生に注意してください。

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