先月1日、名古屋市中区栄5丁目で、乗用車が車道から歩道に進入し、自転車に乗っていた会社員の46歳の男性を後ろからはねて逃げました。

乗用車は幅およそ10メートルの歩道を60メートルほど走って自転車をはね、さらに30メートルほど歩道を走ったとみられ、はねられた男性は手や足などに軽いけがをしました。

警察は周辺の防犯カメラの映像などの捜査を進めた結果、いずれもブラジル国籍で、アルバイトのクボタ・フランシスコ・ギルエルミ・ファビアノ容疑者(23)と、無職のハシノ・エミリ・カオリ容疑者(25)が車で歩道に進入し、自転車の男性をはねてけがをさせたまま逃げたとして、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

これまでの調べによりますと、2人は知人で被害者の男性とは面識がなかったということです。

事件の直前にハシノ容疑者が現場周辺でATMの使用をめぐって男性とトラブルになったとみられ、警察は詳しいいきさつを調べています。

調べに対し、2人は容疑を否認しているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。