大阪府松原市の「阿湯戸ゴルフセンター」で不審なバケツが見つかり、職員がやけどを負った事件で、府警は17日、羽曳野市向野2丁目の警備員岡本勝年容疑者(65)を殺人未遂の疑いで逮捕し、発表した。「ゴルフセンターの経営者を狙ったが、死ぬまでに至らないと思った」と供述しているという。
捜査1課によると、岡本容疑者は5日夜から6日朝までの間、松原市立部4丁目の阿湯戸ゴルフセンターの事務所前にガソリン入りのバケツを設置。6日午後1時ごろ、40代男性がバケツを移動させた際に爆発させ、左腕にやけどを負わせた疑いがある。
岡本容疑者は、バケツにはガソリン約10リットルを入れ、スイッチや噴霧器を取り付けたと供述。施設を経営する男性に対し、「会社を潰された恨みがあった」と話したという。(田添聖史)
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