大阪府松原市のゴルフ練習場で不審物が爆発し従業員がケガをした事件で、警察は殺人未遂の疑いで会社員の男を逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは羽曳野市の会社員・岡本勝年容疑者(65)です。

岡本容疑者は今月6日松原市の「阿湯戸(あゆと)ゴルフセンター」で、ガソリン入りのバケツを置いて不特定多数の人物を殺害しようとし、男性従業員(41)にケガをさせた疑いがもたれています。

不審なバケツは事務所前に置かれていて、男性従業員(41)が移動させたところ爆発し、左腕に軽いケガをしました。

■「不特定多数を狙ったわけではない。ゴルフセンター経営者を狙った」容疑を一部否認

警察によると、バケツにはペットボトルや噴霧器(ふんむき)、スイッチがついていて、何らかの仕組みにより爆発するようになっていたということです。

調べに対し岡本容疑者は「不特定多数を狙ったわけではない。ゴルフセンター経営者を狙った。正直なところ、あの程度の設備で死ぬまでには至らないだろうと思っていた。そのほかは逮捕された事実に間違いはない」などと容疑を一部否認しています。

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