『ひろみちお兄さん』の愛称で知られる、タレントの佐藤弘道さんが、「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」のため活動を休止することを発表しました。 下半身がまひして全く歩けない状態だということです。
■ひろみちお兄さん 休養に専念へ
脊髄梗塞のため、活動を休止することになった『ひろみちお兄さん』佐藤弘道さん(55)ですが、6月1日には、群馬県内の大学で体操の実技セミナーをしていたそうです。
しかし、その翌日、研修会の指導に向かう飛行機の機内で体調を崩して、下半身まひで歩けなくなりました。現在も全く歩けない状態だということです。
そして佐藤さんは、6月13日、緊急入院中であることや、投薬治療とリハビリのため活動を休止して休養に専念することを発表しました。
■医師が解説『脊髄梗塞』とは?佐藤さんを襲った脊髄梗塞とは、どのような病なのでしょうか?
脊髄は、背骨の中にある、脳につながる神経の束です。
脊髄梗塞とは、この脊髄に流れる血管が詰まることで、神経が機能しなくなる症状をいいます。
脳梗塞・脊髄損傷クリニック総院長の貴宝院永稔先生によると、症状は、突然の背中の痛み・感覚障害・まひなどで、血管が詰まる場所によって、症状の出る部位が異なるということです。
原因と治療法については、原因不明で発生することもあるといいます。そして、残念ながら明確な治療法はないそうです。
また、回復については、まひなどの症状が重度の場合や長期間持続した場合、身体活動の回復が困難になることもあるということです。
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月14日放送分より) この記事の写真を見る(2枚)鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。