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 川崎市で車とバイクの事故があり、バイクの男性が死亡しました。車を運転していた男からは、基準値の4倍のアルコールが検出されました。

■容疑者、逮捕後に「よく覚えていません」

 事故は、15日午後9半ごろ、川崎市宮前区の市道で起きました。

 事故発生直後の写真を見ると、暴走したとみられる車のフロントは大破。  大きく傾いたブロック塀の前には、追突されたバイクが止められていました。 近隣住民
「雷が落ちたような音がしたので、事故なのかなと。グチャ、バタンと雷がドーンと出るような音でした。警察官が無線で(被害者の)意識レベルなどを話していて、1分、2分で意識がなくなって、心臓マッサージされていました」

 この事故で、バイクを運転していた51歳の男性が全身を強く打ち死亡しました。

 警察は、乗用車を運転していた自称、東京・大田区の無職・印牧努容疑者(61)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。  逮捕後、「自分のやったことについては、よく覚えていません」と話していたという印牧容疑者。呼気からは基準値の4倍となる0.6ミリグラムのアルコールが検出されています。

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■“職質”に急発進…飲酒発覚恐れ逃走か

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 実は、この事故の10分ほど前、「路上に止まっている車の運転手に声を掛けたが、反応がない」と110番通報がありました。

 道路の真ん中で居眠りしていたのでしょうか。

 駆け付けた警察が車に乗っていた印牧容疑者に声を掛けたところ、突如、車が発信。およそ700メートル先のバイクに追突したということです。

 さらに、容疑者は車を降り逃走をはかりますが、50メートルほど先で確保されました。

 逃げた理由については、「事故を起こしてしまい怖くなった。酒を飲んでいることもあり警察に捕まると思った」と話しているということです。

逮捕の際、運転免許を持っていなかったという印牧容疑者。本人のいう自宅住所周辺を取材しましたが…。

住民
「(Q.(周辺で)見かけたことは?)ないです」  警察は、無免許運転かどうかなどを含め事故について詳しく調べています。

(「グッド!モーニング」2024年6月17日放送分より)

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