梅雨入り前の暑さは16日も続き、約300の地点で30℃以上の真夏日となりました。東京は雨上がりで湿度が20%以上も上がり、蒸し暑さを感じる一日になりました。

■真夏日続出 全国約300地点で

 足元はビチャビチャです。日本海側や近畿では上空に寒気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、雨雲が発達。雷雨となったところもありました。

 父の日の16日、東京・有明ガーデンでは親子連れの長い列ができています。皆さんの目的はドクターイエローです。

 先日、“引退”が発表された乗り物にまたがる我が子。いつも以上の笑顔を見せてくれたに違いありません。

 午後4時の東京・渋谷。日はだいぶ傾いてきましたが、まだまだ猛烈な日差しが降り注いでいます。この暑さは東京だけではありません。

 千葉県富里市ではムシムシとしたなかで「富里スイカロードレース大会」がスタート。少し様子が変です…。

 目に付くのは赤に黒い球模様が付いた“勝負服”のランナーたち。給水所では、水の代わりに地元特産のスイカで乾いた喉を潤します。

参加者
「スイカおいしいです。頑張ります」
「あまーい。食べますか?」

 ちなみに今年のスイカは気候の影響もなく、例年通り甘くておいしいということです。

参加者
「買いましたスイカ」
「マラソンも応援がいっぱいで最高」

 兵庫県香美町では新鮮な“イカ”。料理人指導のもと、さばいて食べます。

 イカまつりの会場では、この「さばき方教室」が一番人気。上手に下処理をして自分へのご褒美。旬の味を堪能します。

 “祭り”と聞くと心踊るのはなぜでしょうか。

街の人
「ここから始まるんです。この神宮から、おみこしさんから。“ピーヒャラヒャ”ってあるじゃないですか?あれ聞こえたらウッキウキだよね」

 全国には私たちが思っている以上に色々な祭りや伝統行事があります。なかには少し変わったものも…。

 会場の視線は一本の棒に集まります。そこにはクモが。400年以上続くという「くも合戦大会」です。

 相手の尻にかみ付いたり、棒から落とせば勝ち。地元の小学校では授業にまでなっているそうです。

参加者
「クモを捕まえてきて2週間ぐらい育てて、我が子みたいなもの。戦うから楽しいし、クモを通じて自然と人の交流っていうんですかね。そういうお祭りとしてとてもユニークで楽しい」

▶テレ朝天気

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