ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャが多く住む群馬県館林市で16日、地元の高校生らがロヒンギャの文化を体験できるイベントを開いた。同国で差別や迫害を受け、難民となるロヒンギャへの理解促進を目的に企画した。在日ビルマロヒンギャ協会によると、館林市は約250人のロヒンギャが住む国内最大のコミュニティー。
イベントに訪れた人たちは、ロヒンギャ女性用のスカーフ、ヒジャブや男性用のクフィーヤを着用したり、イスラム教の戒律に従い豚肉などを使わないハラル食を体験したりした。
企画メンバーの鈴木聡真さん(15)は「違う文化を知っている人が増えれば、支援の輪も広がるはず」と語った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。