任期満了に伴う沖縄県議選は16日午前7時、一部を除き投票が始まった。午後8時の締め切り後に即日開票される。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる玉城デニー知事を支持する県政与党、自民など県政野党のどちらが過半数を制するかが焦点だ。
定数48人に75人が立候補した。内訳は共産、立憲民主、社民各党など県政与党系が34人、自民、公明両党や日本維新の会など野党系が33人、中立8人。このうち与党系と野党系の各1人が無投票当選を決めている。
県議会は現在、与野党それぞれ24人。議決に加わらない議長を野党系から選出しているため、玉城知事が議会運営の主導権を握っている状況だ。
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