JR西日本は14日会見を開き、関西の幅広い範囲で12日早朝に生じた運行トラブルの原因は人為的なミスだったとして、「組織として教育に問題があった」と謝罪した。
JR京都線茨木駅(大阪府茨木市)で12日午前6時42分ごろに信号トラブルがあり、111本が運休するなどして計12万5千人に影響が出た。
14日のJR西の説明によると、指令員が、入りきらない長さの貨物列車を駅に進入させたために後続の列車が進めなくなった。JR西などには車両数に関する表現が2種類あり、指令員が運転士から受けた数の報告を別の表現で示したものと勘違いして収容できると判断したという。
会見したJR西幹部は「担当した指令員以外にも、車両に関する二つの表現の違いを理解していない社員がいた。再発防止を徹底したい」と説明した。
京都線では11日夕から12日朝にかけ車両や信号のトラブルが相次ぎ、計約22万人に影響が出た。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。