JR東海は13日に新幹線の点検専用車両「ドクターイエロー」の来年1月の引退を発表しました。
JR東海は14日の会見で、ドクターイエロー引退後の点検は現在、「のぞみ」などとして運行している「N700S」に新たに開発する装置を搭載して行っていくと説明しました。
普段、乗客を乗せている新幹線に点検機能を搭載することで、これまで以上の高頻度のデータ収集や、電線や線路の状況がより細やかに把握できるようになるということです。
JR東海の丹羽俊介社長は、ドクターイエロー引退の理由について「新技術の開発に伴い、(ドクターイエローがなくても)これまで以上に安全性を高められると判断した」などとしたうえで、個人的な感想として「入社して3年で仕事で乗った時にワクワクした」「時代の流れによる変化は感慨深いものがある」と話しました。
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