小布施町(長野県)が発注した水道関連の業務で入札情報を漏らしたとして職員など2人が略式起訴されました。町は、今後、職員を処分する方針です。
桜井昌季町長:
「深くお詫び申し上げます」
官製談合防止法違反などの罪で略式起訴されたのは、小布施町の建設水道課の元課長の男性職員(61)と、長野市の男性会社員(72)です。
起訴状などによりますと、職員は町が2022年に行った水道料金の適正化を図る業務の指名競争入札3件の入札情報を漏らしました。
予定価格はいずれも税込み111万1000円で、男性会社員が紹介したコンサルタント会社が3件とも100万1000円で入札したということです。
町は今後、職員を処分する方針です。
なお、2人は井戸の掘削工事の入札でも情報漏えいがあったとして書類送検されましたが、これについては不起訴となりました。
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