海上自衛隊が青森県の八戸航空基地で試験運用している大型無人航空機シーガーディアン(MQ9B)1機が13日夜、鹿児島県の鹿屋航空基地に飛来した。14日にかけて離着陸訓練を実施する予定。南西諸島周辺で有人の哨戒機が担っている警戒監視などの任務を代替できるかどうか検証し、本格導入に向けた検討を進める。
MQ9Bは11日に飛来する予定だったが、電源系統の不具合や天候不良のため延期となっていた。
八戸では昨年5月からMQ9Bを試験運用。鹿屋には2022年11月から1年間、米軍の無人偵察機MQ9が配備され、その後、沖縄県の米軍嘉手納基地に移った。
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