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■あす14日(金)まで猛烈な暑さ 再び35℃の猛暑日か

上空の暖気や日差しの影響で、列島の広い範囲で季節外れの暑さが続いています。すでに東北北部でも30℃に到達している地点があり、日中の予想最高気温は日田(大分)や久留米(福岡)で34℃、盛岡で32℃など各地で今年一番となる見込みです。

この暑さのピークはあす14日(金)で、真夏日地点数は400地点近くとなり、今年一番の多さとなりそうです。きのう12日(水)に今年全国で初めて福島の梁川で猛暑日となりましたが、あす14日(金)は京都や群馬で35℃に到達する可能性があります。東京は32℃と真夏並みの暑さで、朝から日差しの強さが感じられそうです。まもなく夏至を迎えるこの時期は、晴れれば紫外線も日差しも真夏と同じぐらいの強さです。熱中症対策とともに紫外線対策も万全にしてください。

■西日本太平洋側では警報級の大雨か

猛烈な暑さだけではなく、大雨にも警戒が必要です。
梅雨終盤の大雨となっている沖縄、奄美はあす14日(金)にかけて断続的に激しい雨となり、雨量がさらに多くなる見込みです。すでに沖縄県南城市では48時間雨量が321.0mmと6月の観測史上最大となっていて、少しの雨でも土砂災害には厳重な警戒が必要です。週末は梅雨前線の北上とともにこの雨エリアが西日本、東日本にも広がる見込みで、15日(土)は九州南部、鹿児島や宮崎で警報級の大雨となる恐れがあります。

■梅雨入りエリア拡大か

この週末の雨を境に九州北部や中国地方などは梅雨入りが発表されるかもしれません。
大雨への備えはもちろん、押し入れなどの換気・整頓、靴入れのカビ対策など湿度への対策も今のうちに済ませておくのがおすすめです。

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