天気が良いと布団を干したくなりますが、実は多くの落とし穴があります。
■梅雨のジメジメを前に、布団もケアを…
今回、話を聞いたのは「洗濯ハカセ」の神崎健輔さんです。神崎さんによりますと、干し方を間違えてしまうと布団にダメージを与えるだけということなんです。では、落とし穴を回避して気持ち良く干すためには、どうしたら良いのでしょうか。
第1問 今の時期、太陽のもとに布団を干すならどちらが布団に優しいでしょうか?A.さっくり3時間程度
B.じっくり6時間程度 正解はA.さっくり3時間程度ということです。今の時期だと、このくらいで十分布団はふっくらするということです。むしろこれ以上干してしまうと、布団が色あせたり、傷んだりする原因になるそうです。もし、長時間手が離せないという場合には、陰干しがオススメということです。 第2問 そもそも外に、布団を干す主な効果は?
A.ダニ対策
B.カビ対策 正解はB.カビ対策です。実は、外に干すことで湿気が減ってカビ予防になるのですが、ダニに関しては50℃以上の熱を20〜30分、まんべんなく当てないと死滅しないため、天日干しだとそこまで温度が上がらず不十分だということです。むしろ紫外線などで布団の奥にダニが逃げてしまって逆効果。怖いですよね。
ちょっと恐怖を感じたところで、最後です。
第3問 布団たたき、効果的な使い方は?A.力強くたたく
B.なでる 正解はB.なでるです。たたくと、ダニやダニの排泄(はいせつ)物などが布団の奥の方にいってしまうんです。一方で、なでると表面のほこりやダニの死骸を払い落とせるということです。 そもそも、ダニ対策をしっかりするにはどうしたら良いのでしょうか。神崎さんによりますと、コインランドリーにある布団専用の乾燥機に入れるのが効果的だということです。
これから梅雨でジメジメする時期がやってきますので、その前にぜひ対策をしていただきたいと思います。
(スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年6月12日放送)
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