ギラっと照り付ける太陽、6月12日も陽ざしが容赦なく降り注いだ。福島県内各地の最高気温は福島市で33.2℃、会津若松市で33.5℃などと多くの観測地点で今年一番の暑さに。そして伊達市梁川は35.2℃!全国一番の暑さ、今年初の猛暑日となった。
日本で最も“暑い”街を取材した。
福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー:「風が吹いているが、じりじりとした陽ざしが照り付けていて、体感としてはムシムシとした暑さです。この暑さからか町なかを歩いている人はほとんどいません」
午後2時前、最高気温35.2℃ときょう日本で最も暑い街となった伊達市梁川町。
街の人は「暑いですね、もやーとして上着なんて着ていられない」と話す。
<暑さは午前中から>
アスファルトから立ち込める「陽炎」。時刻はまだ午前9時。伊達市の保原駅前では、市民が「これ以上暑くなるのは困りますね」「なんにもしていないのに暑い汗が出る」と話す。じわじわと気温が上がっていった伊達市。午前中にはすでに30℃を超えていた。
矢崎アナウンサー:「正午前のこの時間帯、空を見上げてみると雲一つない青空が広がっていて、太陽の日差しを遮るもはありません。公園の遊具熱くて触れないというほどではないのですが、熱を帯びていて熱いです」
<子どもたちは水遊び>
こどもたちの声が響いてきたのが…公園内にある池で水遊び。
子どもは「(水の中気持ち良かった?)よかったよ」と話し、保護者は「これからまた更に暑くなるかと思うと子供たちの熱中症とかが心配で。暑いのは暑いですからね」と話す。野鳥も水遊び、羽をバタバタとさせて気持ち良さそうだ。
県内各地で暑い一日となった6月12日、賑わっていたのが…。
<かき氷が食べたくなる暑さ>
福島県喜多方市の「甘味処うらら」では、コロナ禍が明け連日続く暑さから、2023年の同じ時期よりも2割ほど客が増えているという。
甘味処うららの遠藤真理子さんは「3~4年ぶりに懐かしい人がぼちぼち遠くからも来てくれているので、うれしい」と話す。
客が楽しみにしているのが、大きなかき氷。口いっぱいに頬張り、火照った体をクールダウンしていた。
また、暑さが厳しくなると販売を始める「クリームソーダ氷」も、暑い日にはおすすめの一品だ。甘味処うららの遠藤さんは「思い出に残るように頑張って作るので、楽しんで食べてもらいたい」と話した。
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