水俣病被害者側の団体が伊藤信太郎環境相との懇談中に発言を遮られた問題で、懇談に同席していた熊本県の木村敬知事は12日の定例記者会見で、環境省とは別に、県独自に被害者側との再懇談の開催を調整していると明らかにした。
「国主催の懇談が残念な形で終わってしまった。混乱で不十分だったところ、県として独自に話すべき事があるのかどうか、検討したい」と話した。
被害者側団体のうち、環境省が7月10、11日の日程で最終調整を進めている水俣病患者連合などとの再懇談については「日程を空けている。フルで参加したい」と述べた。
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