おじいちゃんの「ほんのいたずら心」がSNSで話題になっています。
値札の付いたパックに入っているワタリガニやプッシュと開けた直後の缶ビールの泡。実は、和紙でできているんです。
この作品は武蔵野美術大学でデザインを学んだこともある西滝一彦さん(78)のものです。
西滝さんは20年前、段ボールで作ったクッキーを妻が実際に食べそうになったことをきっかけにフェイクフードの楽しさに目覚めたということです。
それと同じ時期にお姉さんから大量に和紙をもらい、着色料を使わず和紙の色を活かす作品作りに励み始めました。
ワタリガニは何層も重ねたり、時にははがしたりしながら、完成までおよそ10時間かかっていて、宝石のような深みのある色を出すのにとても苦労したといいます。
一方、ビールの泡をクリーミーに見せるにはつやが必要で形を整えた後、たっぷりと液体のりを付けることがポイントだそうです。
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