日本での特殊詐欺事件に関与したとして、フィリピンを拠点とする日本人犯罪組織の幹部の男が逮捕され、11日夜、福岡に移送されました。
警察などによりますと、「JPドラゴン」幹部の鹿児嶋孝之容疑者(55)は、仲間と共謀のうえ、埼玉県に住む男性(当時89)の家に警察官になりすまして電話を掛けるなどし、キャッシュカードを盗んだ疑いが持たれています。
鹿児嶋容疑者は、3月にフィリピン当局に拘束されていましたが、今月11日、福岡県に移送されました。
JPドラゴンは、フィリピンの収容所から“ルフィ”などと名乗り強盗事件を指示していたとされる男らとつながりがあるとみられていて、警察が関係性などを慎重に調べています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。