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 暑い日の必需品・ペットボトルですが、どうしてさまざまな形があるのでしょうか?

■耐熱用ペットボトルは野菜ジュースにも?

 全国清涼飲料連合会によりますと、ある法則にしたがって、入れる飲み物によって使い分けているということです。この法則を知れば、ペットボトルを見ただけでどんな飲み物が入っているかわかるということです。

 そこで、今回は空のペットボトルを用意しますので、それを見てどんな飲み物が入っていたのかを、炭酸飲料・温かいお茶・ミネラルウォーターの3つから予想して答えてもらいます。

 第1問はこのペットボトル、どんな飲み物が入っていたでしょうか? 田原萌々アナウンサー
「温かい飲み物ですね」  はい、温かいお茶が入っていました。耐熱用ペットボトルの大きな特徴が白い飲み口です。これは飲み口を耐熱性にするために熱処理をしたので、透明から白く変化しているんです。 さらに側面を見てみますと、四角くへこんでいますよね。これは温かい飲み物が冷めた時にボトルがベコっとへこまないよう工夫されているということです。

多くのホットドリンクは白い飲み口のものが多いということです。さらに耐熱用のペットボトルは、温かい飲み物だけではなく野菜ジュースにも使われていますが、これはどうしてでしょうか?

井澤健太朗アナウンサー
「温かくなっちゃう時もあるから」 残念。温かくならないようにしてほしいのですが…。正解は野菜ジュースは熱で殺菌して冷やしてから出荷するので、耐熱用のペットボトルでないと変形してしまう恐れがあるためということです。

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■ミネラルウォーターのボトルはエコ!?

■ミネラルウォーターのボトルはエコ!?

 第2問です。こちらのペットボトルはどんな飲み物が入っていたでしょうか? 森山みなみアナウンサー
「炭酸水?」  そのとおり!こちらのペットボトルは炭酸飲料などが入っていました。耐圧用ですが最大の特徴が底の部分で、花の形のような脚が付いています。

 さらに、筒の部分は四角ではなく絶対に丸形ということで、炭酸ガスなど内側からの力に両方とも強いということです。

 この仕様にプラスして飲み口が白くなっているものもあります。これは熱にも圧力にも強いわけですが、熱殺菌が必要な果汁入りの炭酸飲料などに使われるということです。

 ということで、最後まで残ったのがミネラルウォーターです。このようなペットボトルに入っていますが、炭酸や熱に対応する必要もないので薄く柔らかいです。

 そのため、プラスチック材料を削減することができエコで、さらに強度を保つために側面はへこんでいるものが多いということです。

 いろいろと工夫されているペットボトルでした。

(スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年6月11日放送)

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