中学校に男が寝泊まりし、お茶まで飲まれていました。
保護者
「管理のずさんさを知った。本当に子どもたちに被害がなかったのか知りたい。情報が少なすぎるので分かったらすぐ教えてほしい」
「もうちょっと、ちゃんと説明してくれないと不安です」
学校の説明後も保護者たちは不安を訴えます。
愛知県犬山市の中学校で不審者が侵入する事態が発生しました。なんと数日もの間、校舎内に潜んでいたかもしれないのです。
発覚したのは6日午後1時ごろ。廃棄文書を置くために相談室を訪れた職員が押し入れを開けてみたところ、中には布団にくるまった男がいたというのです。
駆け付けた警察に現行犯逮捕されたのは住所不定で県外の大学生(21)でした。「間違いありません」と容疑を認めています。
犬山市立東部中学校 小竹摩記校長
「その目的、どんな人物なのかも私たちは全く分かりません」
男が見つかった部屋の隣では、置いてあったお茶が何者かに飲まれていたり、教員の机が物色されたりした形跡があったといいます。
発見までの数日間、校舎内で寝泊まりしていた可能性があります。
保護者からは、男がいた部屋を生徒が使うのは“気持ち悪い”との声が上がりました。
犬山市立東部中学校 小竹摩記校長
「相談室は徹底的に掃除をしました。触ったと思われる座布団等はすべて処分しています」
不審者が学校に侵入した経路は分かっていませんが、事件後に学校が確認したところ、正門の防犯カメラが故障していて録画されていなかったということです。
犬山市立東部中学校 小竹摩記校長
「モニターをつけたら作動していないと業者に言われ、初めて分かった。それは学校の落ち度です」
中学校は防犯カメラの再設置や使っていない部屋を施錠する対策を取るとしています。
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