頭を目掛けて背後から。カラスに3回連続で襲撃された男性が当時の状況を語りました。
仕事を終えた1人の男性。帰宅の途に就こうと自転車を探していると、カラスが男性の頭の付近を目掛けて襲い掛かってきたのです。
再び男性の近くへと来たカラスは攻撃の手を緩めません。
わずか3メートルほど離れた所から男性を監視しているように見えた次の瞬間、男性の頭に襲い掛かってきました。
2度の襲撃を受けた男性は足早に去ろうとしますが、カラスは執拗(しつよう)に攻撃を続けました。
被害に遭った男性
「刺激しないように鍵を開けて急いでガシャンと出て行きました。なんでここにカラスが飛んできたのかも分からない」
なぜ男性は3回も襲われたのか。専門家は…。
カラス研究の第一人者 宇都宮大学 杉田昭栄名誉教授
「襲われた方は駐輪場を行ったり来たり。カラスから見れば巣に興味を持つ、ひなに興味を持つ人間で行ったり来たりしているかのようにも感じる」
カラスはこの時期、繁殖のピークで、ひなを守るため周囲の状況に敏感になっているということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。