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 東京都知事選にいつ出馬するのか、その動向が注目されていた小池百合子知事(71)が、12日の都議会本会議で立候補を表明する方向で最終調整していることが分かりました。

■小池知事「公務に取り組みたい」

 東京都知事選挙へ向けて、着々と進む準備。10日、警視庁は去年閉館した「中野サンプラザ」でテロ対策訓練を行いました。 警視庁担当者
「これから選挙も控えています。駅前等々で人を多く集客する場面もあるかと思う。テロを許さないパートナーシップである皆さんと協力が不可欠」  一方、3選を目指すとみられるこの人の出馬表明は、いつになるのでしょうか? 小池知事
「(Q.今週、本会議が閉会するが、出馬表明はいつごろになるか?)今、本会議というか、ちょっと待って、議会のほうも今、進んでいるところなので、公務をしっかり取り組みたい」  10日の公務ではマッチングアプリなどの団体と会合を開き、結婚業界の課題について議論しました。 小池知事
「キャンペーンソングとして機運醸成をはかっていきたいと思っていて。アレンジしたものを作ってきたので、お聴きいただきたい」
「これも今時、髪が肩まで伸びてどうするんだとか、常に議論しているんですけど。議論ばかりやっていても進みません。ぜひ希望する方々の出会い、また結婚や子どもがもてる社会にしていく必要があると思う」

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■「確認団体」政党色薄める?

■「確認団体」政党色薄める?

 その裏で動き出したのが、自民党東京都連です。10日、臨時総務会を開き、小池知事が出馬を表明する前に支援する姿勢を打ち出しました。 自民党 東京都連 
萩生田光一会長(60)
「都知事選挙については、この4年間の小池都政と我々自民党、あるいは自民党都議会の皆さんとの歩みを確認した上で、小池知事が3選の出馬をするなら、支援する方向で考えている」 小池知事
「各所から様々なエールも送っていただいている。しっかり受け止めていきたいと思う」
「(Q.少し逆風な気もするが?)保守の方々から支援、大きなエールもいただいている」  その小池知事は、12日の都議会本会議で、都知事選への立候補を表明する方向で最終調整していることが分かりました。

 自民党関係者によりますと、小池知事は政党からの推薦は求めず、選挙期間中、政党に準じた選挙運動ができる「確認団体」を設立するとみられています。

 自民党は、確認団体を通じて公明党などと支援する案も検討しています。

 ただ、小池知事側は政党色を出さずに自民党の支援を得られる方法を模索していて調整が続いています。

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■蓮舫氏「絶対に負けたくない」

■蓮舫氏「絶対に負けたくない」

 一方、出馬表明直後から小池知事と自民党とのつながりを批判し続けているのが、立憲民主党の蓮舫参議院議員(56)です。 蓮舫氏(9日)
「相手はまだ声をあげていないが、なぜか自民党が支援すると決めている。絶対に私は今の自民党、国政で向き合ってきた自民党、見えなくなってきた皆さんの声、皆さんの思い、何が見えているか、自分の懐です。そんな裏金議員を生んだ自民党が支援する人には、絶対に負けたくない」 田母神俊雄氏  都知事選には、石丸伸二氏(41)や田母神俊雄氏(75)、元衆議院議員の小林興起氏(80)ら42人が出馬を表明しています。  今月20日告示、来月7日に投開票を迎えます。

(「グッド!モーニング」2024年6月11日放送分より)

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