午後11時14分ころ、愛媛県と高知県で震度6弱を観測する地震があった。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。
各地の震度は、震度6弱が、愛媛県愛南町・高知県宿毛市。
震度5強が、愛媛県宇和島市。
震度5弱が、愛媛県西予市、鬼北町、大分県津久見市などとなっている。
震源地は豊後水道で、震源の深さはおよそ50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、6.4と推定される。
最大震度6弱の地震のあとも、豊後水道を震源とする震度4や3の地震がおきている。
この地震で、気象庁はこのあと午前1時10分に会見をする予定。
愛媛と高知での地震に関し政府は、午後11時16分、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置しました。
さきほど林官房長官が総理大臣官邸入り、官邸にはまもなく岸田総理大臣も入る予定です。すでに松村防災担当大臣らが集まり対応に当たっている。
この地震について岸田総理大臣は午後11時16分に指示を出し早急に被害状況を把握すること、自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針のもと、被災者の救命、救助などの災害応急対応に全力でとりくむこと、避難や被害などに関する情報提供を適時的確におこなうことの、3つの指示をだした。
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