園児の首“切り付け”。担当クラスでけが多発。

 殺人未遂容疑で逮捕された21歳の保育士・笹山なつき容疑者。

 園側の代理人弁護士は、こんな事実を明らかにしました。

園側の代理人弁護士
「容疑者のクラスで最近、事故が多かった」

 2月に、このこども園に就職した笹山容疑者。4月から受け持ったクラスでは、園児のけがなどが目立っていたといいます。

園側の代理人弁護士
「擦り傷、切り傷。けがですね」

 分かってきたこともあります。

 2歳の男の子が切り付けられた今回の事件発生直後の様子です。

副園長
「(Q.事件があったことは間違いない?)はい、そこははい」

園側の代理人弁護士
「たった2、3秒ぐらいの出来事。血が流れていたと。誰もそれ(瞬間)は見ていない。警察も防犯カメラを見たが決定的なシーンはなかったと」

園関係者
「(Q.切られた場所はどこ?)玄関前というか…」
「(Q.室内ではなく玄関前?)いや、玄関も含めた周辺」

 不可解なのは笹山容疑者の行動です。

園側の代理人弁護士
「(Q.救護するそぶりは?)救護には参加しています」
「(Q.切り付けた後救護にも参加?)切り付けたかどうかは私はまだ分からない」

 笹山容疑者は「殺すつもりはなかった」と殺意は否認しているものの「傷を付けたのは間違いない」と話しています。

園側の代理人弁護士
「(Q.園として思い付く動機は?)全く分からない」

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