災害時に犬や猫などのペットと同じ室内で過ごす「同室避難」の普及を求めるセミナーが9日、神奈川県小田原市のホールであった。昨年7月に「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」を発足させた歌手の伍代夏子さん(62)も愛犬を連れて参加。「ペットはわが子と同じ。抱っこしてあげると犬も私も安心」と訴えた。
同室避難は、避難場所の一角にケージなどを置き、飼い主とより近くで過ごす方法。他の避難者とは別の部屋を設ける。
伍代さんは、能登半島地震後、石川県珠洲市で視察した同室避難のケースでは、ペットも飼い主も落ち着いた様子だったと語った。
セミナーは小田原市の一部市議らが中心となって企画した。
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